ももクロ関連と、雑記

【ももクロ】ももいろクローバーZ〜アイドルの向こう側〜

2022/8/21、観賞しましたので感想を書きます。

日曜日の夕方の上映回で、観客は8名でした。
内容は、ほぼインタビュー形式でのやり取りで、ライブDVDの特典映像とかバラエティ番組での座談会企画に近いかな。まれにリハとかライブ中の映像を少し差し込んでくる感じ。

これ、面白い内容でしたら何度か観に行こう、行かなければと思っていたのですが、一度観れば十分という内容の薄さでした。というのも、これまで何かしら見たり聞いたりしてきた内容が多くて、新しさが無かったです。今更、あなたにとってファンの存在とは?のような質問は要らないと思いましたし、モノノフであれば彼女達の思いや距離感など既に分かっている事です。あらためて問いかける事で逆に変に意識してもらっても嫌だなあとすら感じてしまいました。

結婚に関する質問も多すぎて辛かったです。結婚しても続ける?とか、誰が一番にする?アイドルにとって結婚とは?とか...そういう質問がかなりのウェイトを締めていて、答えを聞くのもいちいちしんどかったです。30が近くなったからといって、このご時世に結婚結婚て少々しつこいのでは。と思いました。誰か結婚が近いのかな...?と勘ぐってみたり。

あーりんはインタビューの返答では常に一定の笑顔なんですね。顔がひとつの笑顔の形に固まってしまってるような。逆にれにちゃんは真顔で返答しています。夏菜子は色んな表情をしてくれますね。魅せ方がよく分かっていらっしゃる。話しの強弱というか抑揚の付け方がうまいと思いました。天然そうに見えて実は計算しつくしているのかな。計算といえば、私マイケルジャクソンも大好きなんですが、彼はいつも話だったり歌もそうだけどダンス、ちょっとした動きも含めて計算しつくして行動している方でした。最後となったドキュメンタリー映画This Is Itありますよね、これの内容のような構成であれば映画として考えても面白かったのになあ。と思ってしまいました。
ももクロを語る人達の人選も、悪くはないんでしょうけど永野さんには荷が重いと思いました。多分そこまで詳しい訳ではないんだと思います。本広監督は語彙力も高くて良かったですよ。ももクロを巫女さんに例えていました。

あとあれですね、杏果のことに何一つ触れずにいるのはやはり観ていて辛いですね。近年ではこの映画に限らずですが、ももクロといえばこの4人のことだよみたいな感じが出てしまっているのが自分としてはとても嫌です。杏果の存在はももクロがビッグアイドルになれた大きな要因だと思っていますし、最も濃密な8年間を一緒にやってきましたから。ましてやあれほど結婚の話をしておきながら結婚の先輩である杏果の話題を全く出さないのもどうかと。思ってしまいました。大人の事情で仕方ないのかもしれないけど、なんとかならないもんでしょうか。

ということで、この辺で終わりますがドキュメンタリー映画としては不満の残る作品だと思った次第です。先程ももクリ2021のDVDが届いたのでこれを観て気分直しします。