ももクロ関連と、雑記

civ6で地球について考えた話、あとローラ

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ひと月程前からciv6というゲームをやっています。switch版ですけども。正式名称はシドマイヤーズ シヴィライゼーション6 です。
ストラテジーゲームというジャンルの一つで、エイジオブエンパイアに近いですが分かりやすく言いますと大戦略シムシティを合わせたようなゲームです。

難易度や設定を変えて、なんか途中で諦めたりして何度もリトライしていますが、先日初めて西暦2000年頃までプレイしました。ちなみにゲームのスタートは紀元前4000年からです。
civ6ではいくつかの勝利方法があり私は自分以外の全文明の首都を攻め落とす「制覇」での勝利を目指していました。1800年代からだったか、火力発電所をたくさん建設して石炭や石油を大量消費し、ウランを発見してからは原子力潜水艦爆撃機など大量生産して、敵都市をどんどん壊滅させていきました。空爆やミサイル攻撃の嵐です。
そうするうちに、CO2の排出が増え地球温暖化が進み、極界の氷が解けていき海面が上昇していきました。序盤こそ自分の土地の整備はとても丁寧に大事に進めていったんですが、海面上昇により甚大な被害を被るにつれ、あまり気にならなくなりました。特に戦争により占領した都市は、壊れていようが市民の不満により反乱が起きようが、もう突き進むしかないなという気持ちでどんどん戦争ばかり進めていました。

そうした時ふと、争いに加わっていない他文明の様子を見ると、風力発電水力発電などの地球にやさしい施設をたくさん建設しているのが見えました。農場や牧場に加えそうしたエコロジーな施設をバランスよく築き上げ、平和に過ごしていたんです。…その時に気づきました。自分、何やってるんだろうと。自分のせいで地球がどんどん壊れていっている。地球の氷をたくさん溶かしてしまった。たくさんの都市を壊して人口も減らしてしまった。もう、戦争はこれっきりにしようって。
そうした中、世界会議によりCO2を減らそうということで石炭、石油火力発電所等の解体プロジェクトが始まりました。風力や太陽光発電などに切り替えつつ、地球のことを本気で考えていこうと、全文明が決意した瞬間でした。ただ、上昇してしまった水位はもう元には戻りません。一度めちゃくちゃになってしまった都市の状態を立て直すのは容易ではありませんでした。そのあたりでゲームを一度リタイヤし、あらためて紀元前4000年から開始し、それからは「制覇」による勝利は目指さないようにしています。

私はこのゲーム、世界中の首長、指導者の方にプレイしてみて欲しいとさえ思います。私でさえ、これではいけない、と悟る瞬間がありました。各国の指揮を執っている方であれば、もっと気付くことも多いでしょう。

と。そういうゲームの話を今日は書いてみました。
話は変わりますがグルジア文明のタマルという指導者の方、ローラにそっくりです。絶対ローラがモデルだと思う。
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